本日 3 月21日 (日)、「第 6 回 3×3 日本選手権大会ファイナルラウンド」は最終日を迎え、男女のファイナル 4 が今季のチャンピオンを目指して、準決勝・決勝に挑みます。全国の 3×3 チームを代表し、最終日の舞台に立ったのは、男子・Solvient (岩手県)、BEEFMAN (高知県)、WILL (東京都)、ALBORADA (茨城県) の 4 チーム、そして女子はXD (宮崎県)、BEEFMAN (高知県)、TOKYO DIME (東京都)、SHONAN SUNS (茨城県) の 4 チームです。
男子準決勝第 1 試合。長身ながら器用なプレーを見せる梅林聡貴を軸に内外のバランスよく戦う Solvient と、現役日本代表候補の保岡龍斗を擁する BEEFMAN との対戦となったこの一戦は、BEEFMAN がその高い攻撃力をいかんなく発揮し、KO (ノックアウト) 勝利。決勝に駒を進めます。 続く男子準決勝第 2 試合は、今大会台風の目となった WILL と ALBORADA の対戦。オーソドックスながら完成度の高い WILL に対し、スピードを前面に出したコンビプレーで応戦する ALBORADA という構図の試合は延長にまでもつれ込んだが、最後は ALBORADA の連続得点で、ALBORADA が勝利をつかみました。
男子決勝戦は BEEFMAN 対 ALBORADA。 決勝でも、BEEFMAN の凄まじい攻撃力は健在。加えて、BEEFMAN はコンビプレーを身上とする ALBORADA に対し、アグレッシブなプレッシャーディフェンスを繰り出し、相手を分断。ALBORADA も持ち前のスピードで対抗するものの、終始試合を優位に進めた BEEFMAN が KO で優勝を飾りました。 振り返れば、全試合 KO 勝利を収めた BEEFMAN。今大会について言えば、圧巻の優勝でした。
一方、女子カテゴリーの準決勝。XD 対 BEEFMAN となった第 1 試合では、エース・齊藤桃子を中心に XD が BEEFMAN ディフェンスを切り裂いて得点を伸ばす一方、BEEFMAN は桂葵のインサイドなどで食い下がりますが得点は思うように伸びず、思いがけず大差 (21-10) で XD が決勝進出を決めました。 準決勝第 2 試合は TOKYO DIME 対 SHONAN SUNS の一戦。ともに内外角をそつなくこなすバランス型のチームですが、この試合においては、有明葵衣、小池真理子らがコートを大きく使って得点を伸ばした TOKYO DIME が優位にゲームを進めた結果、TOKYO DIME に軍配が上がりました。
XD 対 TOKYO DIME の対戦となった女子決勝は、今大会絶好調のXD 齊藤桃子が、この大一番でも大車輪の活躍を見せます。時に相手のディフェンスを一瞬で振り切るドライブで、時に大きなダメージを与える 2 ポイントシュートで休む間なく得点を積み重ねていきます。TOKYO DIME も持ち前の試合巧者ぶりを発揮し食い下がりますが、齊藤桃子の勢いだけは止められません。 最後は XD が21-19で TOKYO DIME をKO。齊藤桃子は、全21点中18得点を決める活躍を見せました。
男子BEEFMAN、女子XDがそれぞれ初優勝を飾り、今大会は閉幕。MVP は、それぞれ男子・保岡龍斗、女子・齊藤桃子が獲得しました。
【大会最終結果】 ○男子 優勝:BEEFMAN (高知県) ※初優勝 2 位:ALBORADA (茨城県) MVP :保岡龍斗 (BEEFMAN #7) ※初受賞
○女子 優勝:XD (クロスディー / 宮崎県) ※初優勝 2 位:TOKYO DIME (東京都) MVP :齊藤桃子 (XD #54) ※初受賞